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鍼灸師のiです。今日は久しぶりに東洋医学的なお話を少しだけしたいと思います。
東洋医学では季節を「陰」と「陽」で表す事ができます。22日(水)の冬至では陰の陰、来年の春分の日は陰の陽、夏至は陽の陽、秋分の日は陽の陰となります。太陽が出ている時間を「陽」、月が出ている時間を「陰」と当てはめると理解しやすいかと思います。
陰の陰である冬至は、1年の内で一番日の出から日没までの時間が短い日とされています。陰の陰、つまり「陰」が「極まる」と次は「陽」に転化していきます。季節的には冬を折り返し、春に向かっていくという事ですね。
すみません、長々と複雑なお話をしました。つまり私が伝えたい事は、季節は春に移り変わり始めますが、寒さはここからが本番。
っと言う事です。皆さま、しっかり防寒対策をしてこの冬を乗り切っていきましょう。
以上、鍼灸師のiでした。
鍼灸師のiです。いよいよ今年も梅雨の季節に入りましたね。すっきりしない天候が続くなか、気分が滅入りがちにはなりますが、しっかり体調管理を行ってください。
去年の投稿でもお伝えしましたが、多湿の影響で身体が重だるく感じられる事が多々あると思います。これは「湿邪」の影響で、身体の下の方に邪気が留まってしまう為であると東洋医学では考えられています。これを取り払うには適度な運動が最適です。特に足・ふくらはぎをしっかり動かす事が重要となってきます。雨が続き、屋内で過ごす事が多くなるとは思いますが、それらを意識していただければ少しは身体が楽になると思いますので是非参考に。
来週は梅雨の中休みと予報では言っていましたが、月日的にはまだまだ梅雨明けは程遠いですね。夏が来るまで皆さん、共に頑張ってこの梅雨を乗り切りましょう。
以上、鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。本日は鍼の「ひびき」について少しお話したいと思います。ひびきを簡潔に表現すると、鍼を身体に刺した際にず〜んとした重い痛みに似た感覚…と言えばお分かりいただけるでしょうか。患者さんによっては、ひびきが好きな方がいらっしゃる反面、苦手な方もいらっしゃいます。ちなみに鍼灸師の身でありながら、私自身は後者の方です。
問題はそのひびきを術者として意図的に出せるかどうかです。ひびきは気持ち良いという慰安目的としてだけではなく、筋肉の緊張をほぐすのにとても効果的です。手技としては絶対に会得したいものではあるのですが、半年以上、鍼を打たせてもらって未だ感覚を何とな〜く掴みかけたかな〜?程度に留まっています。今年中には何とか形にできるように頑張っていきたいですね。
さて、来週で「新人鍼灸師」としての投稿は最後にします。四月からは2年目の鍼灸師としてブログを更新していくので乞うご期待くださいね。
以上、新人鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。ホントに寒くなりましたね。寒さにある程度の耐性を持つ私ですが、いよいよ完全防寒の一歩手前までやってきました。(ヒートテックを上下で着るようになると完全防寒です。どうでもいい情報すみません。)
この時期になるとお灸がいつも以上に心地よい温刺激をくれます。当院では基本的に腰にお灸をしますが、首にある「大椎」(だいつい)というツボに施灸をすると、ツーンという刺激と共に身体全体に温かさが行き届きます。但し、身体に直に施灸する為、火傷のリスクが伴います。現時点で整骨院での直灸の取り扱いはありませんが、灸免許を取得している身分としては、いつでも施灸できるよう練習していきたいと考えてます。
大椎に関しましては、お灸以外の方法でも温める事で全身に効果があらわれやすいです。首を前に曲げた時、1番出っぱる骨の真下にツボがあります。手っ取り早く温める方法は、入浴する際そこにシャワーヘッドを当てる事です。是非お試しくださいね。
以上、新人鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。本日はこむら返りに効くツボを紹介したいと思います。
こむら返り(筋肉のひきつり)は様々な要因でおきますが、この時期においては冷えからくる血行不順により、こむら返りを引き起こす事が多くなります。
これからご紹介するツボを普段から指圧する事により、ある程度の予防効果が期待できますので是非お試しください。
「膀胱兪」:お尻の平らな骨にある上から2番目のくぼみの指幅1本分ほど外側
「足三里」:向こうずねの外側で、膝の下から指幅3本分ほど離れたところ
「承筋」:ふくらはぎの中心線上で、カカトと膝の後ろの中間あたり
新人鍼灸師のiです。11月に入り、秋本番ですね。忙しさとコロナの影響もあり、行楽シーズンではありますが全くどこにも行けてません。もともと季節感溢れる行動を取るタイプの性格ではないんですけどね。
さて、タイトルにもある通り、秋を迎えた今、注意すべきは「乾燥」です。以前の投稿でも紹介させてもらいましたが、東洋医学的にもこの季節は「燥邪」が横行するとされています。燥邪は肺を侵しやすく、それによって咳・痰・喘息を引き起こします。
暖房をつけて過ごされる方も増えてきたと思われますので、しっかりと湿度を保ちながら生活していただければと思います。食べ物から摂取する水分も燥邪には効果的ですので、3食をバランス良くとってくださいね。
以上、新人鍼灸師のiでした。
すでに朝晩が寒くなってきていますが皆さんは秋を感じられたでしょうか。
今年は新型コロナの影響が強いためか患者さんからも秋の印象があまりないと言われることが多いです。
本来であれば色づいていく景色や美味しい食べ物など秋らしい楽しみもたくさんありますが
気候の変動が乏しいからか、それとも外に出る機会が減ったからなのかは分かりませんが
年々今までより秋を感じる機会が少なくなっているように思います。
寒くなるこれからの季節は気分的にも暗くなりがちです。
ちょっとでも素敵な秋を感じて明るくなれると良いですね。
さて、二十四節気という言葉をご存じでしょうか。
太陽の動きを参考に一年を春夏秋冬の四つの季節に分け、
さらにそれぞれを六つに分けた二十四の期間のことを言いますが
その中でも冬の訪れ、冬の始まりと言われる「立冬」がもうすぐやってきます。
季節の変わり目にあたり体調を崩しやすいともいわれますので
寒い冬をしっかり乗り切るためにも十分な休息と栄養を取るようにしましょう。
実際すでに寒さが増してから肩こりが酷くなって
頭痛や眼精疲労を訴える患者さんが増えています。
人の体は寒いと体をこわばらせて寒さに耐えようとしますが
その際に体の緊張感も増してしまうことから
適度にその緊張感を抜いてあげないとずっと力が入ったままになってしまいます。
肩や首を大きく動かしたり、温かいお風呂に肩まで浸かったりして溜めないようにしましょう。
どうしてもつらさが抜けない時は当院で針治療やマッサージをお試しください。
定期的に受けることで溜めにくい体へ変えていきましょう。
ご予約のお電話お待ちしております。
新人鍼灸師のiです。本日も少し東洋医学のお話をしたいと思います。
タイトルにもある肝鬱気滞をご存知でしょうか。肝鬱気滞とはストレスにより引き起こされる東洋医学の病症の一つです。ストレスの影響を受けやすいとされる肝臓が失調すると…
①怒りっぽくなる
②胸部・脇に痛みを感じる
③喉につっかえ感がある
っといった症状が見受けられます。
ストレス社会と言われる現代においては、当てはまる方も多いのではないでしょうか。
改善策としては、やはりストレス発散をさせる事に尽きます。ただ、時間がない・発散させる方法が思いつかないとなると、やはり鍼灸が効果的です。
「太衝」という有名なツボに円皮鍼(シールで貼る小さな鍼)をするだけでもある程度効果は期待できると思います。是非お試しください。
以上、新人鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。今日は風邪について、少しだけ東洋医学を絡めてお話したいと思います。
一般的(西洋医学的)に風邪は鼻・口の粘膜からウイルスが侵入し、咳・鼻水・発熱などをひきおこします。
東洋医学において、風邪の侵入経路は首・背中となっています。人体の「陽気」が多い場所である首・背中の体表から風邪が侵襲し、発熱・頭痛・首の痛み・感冒症状が出現するとされています。
風邪をひきやすい方がご覧になられていれば、外出される際、是非上記2点のうち、特に首をスカーフ・マフラー・ネックウォーマーなどで守って頂ければと思います。
以上、新人鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。本日は東洋医学のお話をお送りしたいと思います。
皆さん、五臓六腑という言葉をご存知かと思います。その内容は…
五臓:肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓
六腑:胆のう・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦
…となっています。
五臓はその名の通り臓器であり、六腑は食物や水分の通り道というイメージですが、その中で「三焦」はあまり聞き馴染みがない腑ではないでしょうか。
三焦は「名あって形なし」といわれており、身体の中の組織・器官以外の間隙が全て三焦にあたるとされています。その仕事内容は「気」(生命活動を維持する極めて細かい物質)と「津液」(体内における正常な水液)の通路であり、それらを円滑に各臓腑に届けるといったものです。
実際に存在する腑ではなく、概念として捉える三焦ですが、生命維持には欠かせないとても重要な働きをしています。
本日は五臓六腑のお話でした。そろそろ季節の変わり目ですね。体調管理にはお気をつけください。新人鍼灸師のiでした。