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新人鍼灸師のiです。ホントに寒くなりましたね。寒さにある程度の耐性を持つ私ですが、いよいよ完全防寒の一歩手前までやってきました。(ヒートテックを上下で着るようになると完全防寒です。どうでもいい情報すみません。)
この時期になるとお灸がいつも以上に心地よい温刺激をくれます。当院では基本的に腰にお灸をしますが、首にある「大椎」(だいつい)というツボに施灸をすると、ツーンという刺激と共に身体全体に温かさが行き届きます。但し、身体に直に施灸する為、火傷のリスクが伴います。現時点で整骨院での直灸の取り扱いはありませんが、灸免許を取得している身分としては、いつでも施灸できるよう練習していきたいと考えてます。
大椎に関しましては、お灸以外の方法でも温める事で全身に効果があらわれやすいです。首を前に曲げた時、1番出っぱる骨の真下にツボがあります。手っ取り早く温める方法は、入浴する際そこにシャワーヘッドを当てる事です。是非お試しくださいね。
以上、新人鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。本日はこむら返りに効くツボを紹介したいと思います。
こむら返り(筋肉のひきつり)は様々な要因でおきますが、この時期においては冷えからくる血行不順により、こむら返りを引き起こす事が多くなります。
これからご紹介するツボを普段から指圧する事により、ある程度の予防効果が期待できますので是非お試しください。
「膀胱兪」:お尻の平らな骨にある上から2番目のくぼみの指幅1本分ほど外側
「足三里」:向こうずねの外側で、膝の下から指幅3本分ほど離れたところ
「承筋」:ふくらはぎの中心線上で、カカトと膝の後ろの中間あたり
新人鍼灸師のiです。11月に入り、秋本番ですね。忙しさとコロナの影響もあり、行楽シーズンではありますが全くどこにも行けてません。もともと季節感溢れる行動を取るタイプの性格ではないんですけどね。
さて、タイトルにもある通り、秋を迎えた今、注意すべきは「乾燥」です。以前の投稿でも紹介させてもらいましたが、東洋医学的にもこの季節は「燥邪」が横行するとされています。燥邪は肺を侵しやすく、それによって咳・痰・喘息を引き起こします。
暖房をつけて過ごされる方も増えてきたと思われますので、しっかりと湿度を保ちながら生活していただければと思います。食べ物から摂取する水分も燥邪には効果的ですので、3食をバランス良くとってくださいね。
以上、新人鍼灸師のiでした。
すでに朝晩が寒くなってきていますが皆さんは秋を感じられたでしょうか。
今年は新型コロナの影響が強いためか患者さんからも秋の印象があまりないと言われることが多いです。
本来であれば色づいていく景色や美味しい食べ物など秋らしい楽しみもたくさんありますが
気候の変動が乏しいからか、それとも外に出る機会が減ったからなのかは分かりませんが
年々今までより秋を感じる機会が少なくなっているように思います。
寒くなるこれからの季節は気分的にも暗くなりがちです。
ちょっとでも素敵な秋を感じて明るくなれると良いですね。
さて、二十四節気という言葉をご存じでしょうか。
太陽の動きを参考に一年を春夏秋冬の四つの季節に分け、
さらにそれぞれを六つに分けた二十四の期間のことを言いますが
その中でも冬の訪れ、冬の始まりと言われる「立冬」がもうすぐやってきます。
季節の変わり目にあたり体調を崩しやすいともいわれますので
寒い冬をしっかり乗り切るためにも十分な休息と栄養を取るようにしましょう。
実際すでに寒さが増してから肩こりが酷くなって
頭痛や眼精疲労を訴える患者さんが増えています。
人の体は寒いと体をこわばらせて寒さに耐えようとしますが
その際に体の緊張感も増してしまうことから
適度にその緊張感を抜いてあげないとずっと力が入ったままになってしまいます。
肩や首を大きく動かしたり、温かいお風呂に肩まで浸かったりして溜めないようにしましょう。
どうしてもつらさが抜けない時は当院で針治療やマッサージをお試しください。
定期的に受けることで溜めにくい体へ変えていきましょう。
ご予約のお電話お待ちしております。
新人鍼灸師のiです。本日も少し東洋医学のお話をしたいと思います。
タイトルにもある肝鬱気滞をご存知でしょうか。肝鬱気滞とはストレスにより引き起こされる東洋医学の病症の一つです。ストレスの影響を受けやすいとされる肝臓が失調すると…
①怒りっぽくなる
②胸部・脇に痛みを感じる
③喉につっかえ感がある
っといった症状が見受けられます。
ストレス社会と言われる現代においては、当てはまる方も多いのではないでしょうか。
改善策としては、やはりストレス発散をさせる事に尽きます。ただ、時間がない・発散させる方法が思いつかないとなると、やはり鍼灸が効果的です。
「太衝」という有名なツボに円皮鍼(シールで貼る小さな鍼)をするだけでもある程度効果は期待できると思います。是非お試しください。
以上、新人鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。今日は風邪について、少しだけ東洋医学を絡めてお話したいと思います。
一般的(西洋医学的)に風邪は鼻・口の粘膜からウイルスが侵入し、咳・鼻水・発熱などをひきおこします。
東洋医学において、風邪の侵入経路は首・背中となっています。人体の「陽気」が多い場所である首・背中の体表から風邪が侵襲し、発熱・頭痛・首の痛み・感冒症状が出現するとされています。
風邪をひきやすい方がご覧になられていれば、外出される際、是非上記2点のうち、特に首をスカーフ・マフラー・ネックウォーマーなどで守って頂ければと思います。
以上、新人鍼灸師のiでした。
新人鍼灸師のiです。本日は東洋医学のお話をお送りしたいと思います。
皆さん、五臓六腑という言葉をご存知かと思います。その内容は…
五臓:肝臓・心臓・脾臓・肺・腎臓
六腑:胆のう・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦
…となっています。
五臓はその名の通り臓器であり、六腑は食物や水分の通り道というイメージですが、その中で「三焦」はあまり聞き馴染みがない腑ではないでしょうか。
三焦は「名あって形なし」といわれており、身体の中の組織・器官以外の間隙が全て三焦にあたるとされています。その仕事内容は「気」(生命活動を維持する極めて細かい物質)と「津液」(体内における正常な水液)の通路であり、それらを円滑に各臓腑に届けるといったものです。
実際に存在する腑ではなく、概念として捉える三焦ですが、生命維持には欠かせないとても重要な働きをしています。
本日は五臓六腑のお話でした。そろそろ季節の変わり目ですね。体調管理にはお気をつけください。新人鍼灸師のiでした。
9月13日(日) あいにくの雨です。皆さんどうお過ごしでしょうか?
今週も残暑厳しかったですね。
そんな中来られる患者さん。ありがとうございます。
さて、暑い日が続くと冷たい飲み物食べ物を食べることがまだまだ多いのではないでしょうか?
季節は夏から秋に変わりつつあります。
季節の変化に体がついていかなくなると、不調のきっかけになります。
で、冷たいものを飲みすぎたり食べすぎたりした時、明け方にお腹痛くなったりしませんか?
東洋医学ではこの明け方に起きる結構、痛い下痢を『五更泄瀉』と言います。
明け方は気温も下がり、寝る前には冷たいもので体を冷やしていますので両方が重なり下痢という症状になると言われています。
夜中に目がさめる。寝不足になる。疲れがたまる。息抜きに食べる飲む。お腹痛くなる。
悪いループにならないようにみなさん食べすぎ飲みすぎにはお気をつけください。
大阪なおみ選手US OPEN 優勝おめでとー( ^ ^ )/□
今回の台風9号、10号が過ぎ去ってまだ間もないですが
9月末あたりまでは海水温が高く、勢力の強い台風が発生しやすい状況にあるようです。
過去には11月でも台風が来た年もあったくらいですのでいつ来てもおかしくありません。
災害に備えた準備だけは怠らないようにしましょう。
さて、台風というと気圧が通常より低い状態になったものですが
身体はその変化を敏感に感じ取っています。
普段の雨や曇り空でも体調を崩す方もおられますが
台風の時にはさらに気持ちが落ち着かないなどの状態になったりします。
これはご本人が天候の変化を不安に感じているという側面もありますが
自律神経が気圧の変化や気候の変動により乱れることによって起こると言われています。
人の身体には恒常性という一定に保つ機能が備わっていますが
乱れる機会が増えたり、変化の幅が大きければ
その反動で身体を維持するのにも負担が増えるので
そのような状態になると考えられます。
体質によってなりやすい方、なりにくい方がいますので
誰にでも当てはまることではありませんが知っておいていただけるだけで
辛い思いをされている方が少しでも減ることに繋がると思います。
周りにそのような方がおられましたら配慮してあげてください。
当院では自律神経の乱れにはハリ治療をおすすめしております。
少し涼しくなってきたけれど体調を崩した、疲れが取れにくいなども
自律神経の乱れと関係していることもありますので
ぜひハリ治療で楽になって良い秋をお迎えください。
御予約のお電話、お待ちしております。
新人鍼灸師のiです。タイトルにもある通り、8月が終えようとしてますね。先週までは酷暑、今週からは残暑と言われているだけあり、日中はまだまだ厳しい暑さではありますが、朝・夜になると少し涼しくなった気がする今日この頃です。
さて、9月に入るといよいよ季節は秋を迎えます。東洋医学において、秋は「燥」、乾燥の季節にあたります。この時期は肺に影響を及ぼしやすく、咳嗽・喘息・血痰など、口・鼻・皮膚に症状が出現します。
予防としてはやはり鍼・灸が効果的ですが、それとは別に、今の段階からしっかり水分を蓄えておくことです。水を口にするだけでなく、食材からも水分補給をする事が重要となってきます。とりわけおススメなのが、旬のお野菜であるトマトやキュウリです。旬な食べ物は次の季節を迎えるにあたり、とても重要な役割を果たしているんですよー。ただ以前もお話しましたが、野菜が高いですね…。。。
まだまだ暑い日が続くと思われます。耳にタコができるほど聞かされている文言かもしれませんが今一度、「水分補給はこまめに」とってください。
以上、新人鍼灸師のiでした。