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腰部脊柱管狭窄症について

2022.01.29 | Category: 平野区,当院からのお知らせ,治療,腰痛,鍼灸

鍼灸師のiです。本日は腰部脊柱管狭窄症について少しお話したいと思います。

腰部脊柱管狭窄症は高齢者における腰・脚の痛みや痺れの原因となる代表的な疾患です。主な原因は「背骨の病気」・「加齢」・「労働」などが挙げられますが、その中でも最も多い原因が「加齢」によるものです。

脊柱管は「背骨」・骨と骨の間でクッションの役割を持つ「椎間板」・「靭帯」によって構成されたトンネルで、そこに神経が通ります。歳を重ねるにつれて背骨の変形・椎間板の膨張・靭帯の肥厚などが起こり、それらによって脊柱管が狭くなり、神経が圧迫され血流が悪くなり痛みや痺れが誘発されます。

一番特徴的な症状は「間欠性跛行」です。間欠性跛行は、しばらく歩行を続けていると太ももや膝から下に痛みや痺れが起こり、前かがみになるとそれらの症状が緩和されまた歩けるというものです。また、多くの場合、腰痛自体はそれほど強くなく、むしろ脚に痛みや痺れが出現するのも特徴の一つです。

初期の段階では痛みや痺れ等の症状が軽く、日常生活にそれほど支障をきたしませんが、進行していくにつれて連続して歩ける時間・距離が短くなっていきます。

脊柱管狭窄症に対して鍼治療は有効な治療法の一つです。腰・脚に痛み・痺れを感じたら一度当院にお越しいただきたいと思います。

以上、鍼灸師のiでした。

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