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むちうち症について

2021.04.17 | Category: 交通事故,平野区,当院からのお知らせ

鍼灸師のiです。本日はむちうち症について少しお話したいと思います。

むちうち症は後方からの急激な外力によって、頚部に鞭がしなるような過伸展(首が伸ばされる)とそれに続く反動の過屈曲(首が曲がる)運動が起こり、筋肉や腱といった軟部組織の損傷が起こることを指します。元々は軍艦の艦載機をカタパルトで急発進させたときに起きやすいものとして、1928年にアメリカで提唱された病名だそうですが、昨今では交通事故においてよく耳にする症状となっています。

しかしながら、今日では交通事故による損傷はむちうち症ではなく、頚部捻挫・頚部挫傷と呼称するのが一般的です。車にはヘッドレストが必ず装備されており、シートベルトの装着も法令で義務付けられているため、軽微な物損に終わる事故においては追突されたとしても、頚部に過伸展・過屈曲はかからないものと考えられています。

頚部捻挫は初期段階の的確な治療が行われれば、ほぼ100%完治します。ただ、交通事故によるこの症状は患者さんの心理的な要因(事故の処理、金銭問題、加害者・又は被害者との人間関係など)が影響するので、信頼の置ける病院・整骨院で治療を受ける事が一番重要となります。

以上、鍼灸師iから症例紹介でした。