鍼灸師のiです。本日は脊柱管狭窄症と足指の関係について少しお話していきたいと思います。
脊柱管狭窄症とは背骨に通っているトンネルの部分が狭くなる事で、そこを走行する神経が圧迫され痛みに繋がる症状の事を指します。トンネルの部分が狭くなる理由は、骨に付着している靭帯が何度も同じ所に過度なストレス(圧)をかけられる事で肥厚してしまうのが原因となります。
また、過度なストレスの原因は身体の重心のズレによるものです。しっかり足指が床に接地していなければ、足の後方であるかかと重心の立位・歩行となり、脳は上半身を前方へ傾けさせる事で身体のバランスを維持しようとします。その結果、両者に挟まれた腰骨に余計な負担がかかり、過度な圧を受け続けた靭帯は肥厚して神経を圧迫させてしまいます。
このように、脊柱管狭窄症と足指には密接な関係があります。浮指・寝小指の方は早い段階から治療・改善をしていきましょう。
以上、鍼灸師のiでした。
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